ビッグローマン（1995年生、母センタールビー）

ビッグローマン（1995年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したセンタールビーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山本牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方5戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

8月17日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で常石勝義騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は常石勝義騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

3歳（1998年）

2月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート900m 雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴミードゥに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月23日、連闘で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエムケイレディーに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で工藤勉騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったパンチダンサーからアタマ差の2着に甘んじた。

4月26日、中6週で迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で工藤勉騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のノズカフォルテに2馬身の差をつけて制した。

5月3日、連闘で迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で工藤勉騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウエーランドに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。