ラヴミードゥ（1995年生、母キタヤマカーラ）

ラヴミードゥ（1995年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時9歳）と交配したキタヤマカーラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は上田一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方52戦11勝2着5回。1999年の天馬杯(地方重賞)に勝利した他、1998年の高崎オークス(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

一倉昌行厩舎（高崎）へ入厩。

3歳（1998年）

2月15日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、4歳（高崎ダート900m 雪/不良）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグローマンから1馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヴェルサスに約16馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、連闘で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサイノレディに6馬身の差をつけて制した。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーカラーに3馬身の差をつけて制した。

4月24日、中4週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフシミアンバーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦のメイ特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったライズドラミチャンから2馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、3歳オープンの麦秋特別（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲートウエーランドに半馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月19日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳地方重賞の高崎ダービー（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（7戦5勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の高崎オークス（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（8戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイカスケードに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。

9月19日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのエメラルド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミノバットマンに半馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

10月4日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は久保田政弘騎手（9戦6勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた12戦目は、向寒特別（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカイソクヤマに1馬身の差をつけて8勝目を収める

11月22日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北関東菊花賞（高崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（11戦7勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月10日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定3歳戦のヤスフジ記念（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（12戦7勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1999年）

3月13日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（13戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月14日、中4週で迎えた16戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた17戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた18戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月26日、中5週で迎えた19戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（17戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた20戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保田政弘騎手（18戦7勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のカンノンシルバーに1馬身の差をつけて9勝目を収める

8月15日、中2週で迎えた21戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で久保田政弘騎手（19戦8勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた22戦目は、妙義山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で久保田政弘騎手（20戦8勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマルファイターからクビ差の2着となった。

10月6日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定G3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保田政弘騎手（21戦8勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた24戦目は、神無月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で久保田政弘騎手（22戦8勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月21日、中3週で迎えた25戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の天馬杯（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のブライアンズロマンに1馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

5歳（2000年）

1月16日、中7週で迎えた26戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（23戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月13日、中3週で迎えた27戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、きさらぎ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた28戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（24戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月8日、中3週で迎えた29戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（25戦8勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた30戦目は、アザレア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（26戦8勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月29日、中4週で迎えた31戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、一般B3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブリッジダービーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、濃緑特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井達也騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノエキスパートから1馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中3週で迎えた33戦目は、盛夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松井達也騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた34戦目は、夏中特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井達也騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ケイアイソングに交わされて2馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた35戦目は、マルチホース特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松井達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた36戦目は、マルチフェイス特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松井達也騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた37戦目は、吉田達男騎手を鞍上に迎えて、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた38戦目は、錦秋特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は松井達也騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。6着に沈んだ。

11月7日、中2週で迎えた39戦目は、中津峡特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田達男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1二 B2一（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は松井達也騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた41戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の仲冬特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた42戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

6歳（2001年）

2月21日、中7週で迎えた43戦目は、仲春特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

6月14日、約4か月の休み明けで迎えた44戦目は、長瀞特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月2日、中6週で迎えた45戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

9月4日、中4週で迎えた46戦目は、定峰特別（浦和ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月18日、中5週で迎えた47戦目は、一般B3二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

11月8日、中2週で迎えた48戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、見沼特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月5日、中3週で迎えた49戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7歳（2002年）

1月4日、中3週で迎えた50戦目は、かりゅう特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた51戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、マルチビクトリー特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた52戦目は、マルチマックス特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた53戦目は、春霞賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。