カンノンシルバー（1995年生、母トシオロイヤル）

カンノンシルバー（1995年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のガダボート（当時8歳）と交配したトシオロイヤルが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）まるとみ冨岡牧場。戦績は、地方39戦14勝2着10回。1999年のスプリンターズ賞(地方重賞)で2着に入った他、2001年の牡丹特別(一般B1以下)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

周藤清厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1997年）

10月17日、デビュー戦は丸山侯彦騎手を鞍上に据えて、馬体重は401kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったギャロップカルメンからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1998年）

3月22日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースオリビアから3馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた3戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミッシェルに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた5戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセイランルーチに5馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月6日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のドリームレターに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月14日、中6週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノエキスプレスに5馬身の差をつけて優勝

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカゼノラブソングに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の駿馬賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた12戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヨイチトロフィーに2馬身の差をつけて制した。

12月8日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリアルストームから2馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチクサンサミットに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（1999年）

1月24日、中2週で迎えた15戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた17戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた18戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモルフェリーズンから2馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中2週で迎えた19戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトワノキングオーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中2週で迎えた20戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（12戦4勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパータイミングに3馬身の差をつけて8勝目を手にした。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（13戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーフラッシュに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（14戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパータイミングに1馬身半の差をつけて制した。

7月24日、中3週で迎えた23戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったラヴミードゥから1馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（15戦7勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミホーガンから1馬身半差の2着となった。

9月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、ミルクカップ（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた26戦目は、神無月特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（16戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた27戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた28戦目は、ディセンバー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（17戦7勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2000年）

4月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（18戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（19戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサンキョウプータンに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（20戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウィナーズキシュウに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6歳（2001年）

3月10日、約10か月の休み明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた32戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（21戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップバルから1馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた33戦目は、春風特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（22戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた34戦目は、きんせんか特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた35戦目は、牡丹特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（23戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコラソンから1馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中6週で迎えた36戦目は、アマリリス特別（高崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（24戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月21日、中3週で迎えた37戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（25戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフォローミーに4馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、ひまわり特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエフアメリカンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月24日、中2週で迎えた39戦目は、烏川特別（足利ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（26戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサフィニアから1馬身半差の2着に敗北した。