イズミホーガン（1994年生、母テンザンオドリコ）

イズミホーガン（1994年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時22歳）と交配したテンザンオドリコが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は江谷牧場。戦績は、地方35戦13勝2着5回。1998年、1999年とスプリンターズ賞(地方重賞)を連覇した他、1998年の百合特別(一般B1以下)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

法理勝弘厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1996年）

12月13日、デビュー戦は金井正幸騎手を鞍上に据えて、馬体重は463kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったティーケークインから2馬身差の2着に敗北した。

3歳（1997年）

2月8日、中7週で迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワンノアエイトに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月30日、中6週で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクイックレディーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月30日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアートスキーに6馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

6月28日、中7週で迎えた5戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロックミュージックに約16馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月20日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の高崎ダービー（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた7戦目は、C3 C4（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワハンニバルに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月17日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦の奥利根特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の馬王賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で金井正幸騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1998年）

5月27日、約7か月の休み明けで迎えた10戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で金井正幸騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサッジョに4馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

6月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で金井正幸騎手（10戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバポピンズに4馬身の差をつけて7勝目を手にした。

7月20日、中4週で迎えた12戦目は、ジュライ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で金井正幸騎手（11戦7勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月16日、中3週で迎えた13戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で金井正幸騎手（12戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤスノウイニングに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月19日、中4週で迎えた14戦目は、百合特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で金井正幸騎手（13戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホオエイスペクターに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月2日、中5週で迎えた15戦目は、トパーズ特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で金井正幸騎手（14戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュールマンから3馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた16戦目は、G3の全日本サラブレッドカップ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は16戦連続で金井正幸騎手（15戦9勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

5歳（1999年）

1月17日、中7週で迎えた17戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で金井正幸騎手（16戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロベストから1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた18戦目は、天馬特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で金井正幸騎手（17戦9勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で金井正幸騎手（18戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、地方重賞のスプリンターズ賞（高崎ダート1500m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は20戦連続で金井正幸騎手（19戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカンノンシルバーに1馬身半の差をつけて優勝

10月10日、中7週で迎えた21戦目は、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で金井正幸騎手（20戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤスノウイニングからクビ差の2着に甘んじた。

11月23日、中5週で迎えた22戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤワサクインに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月22日、中3週で迎えた23戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイブファクトリーから3馬身差の2着に敗北した。

6歳（2000年）

1月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタイヨウヘリオスに1馬身半の差をつけて優勝

3月15日、中8週で迎えた25戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月21日、約8か月半の休養明けで迎えた26戦目は、松井達也騎手を鞍上に迎えて、一般C1四イ（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた27戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、一般C1四イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7歳（2001年）

3月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のブルーアドボーイを3/4馬身振り切って勝利数を13に伸ばす

4月30日、中5週で迎えた29戦目は、一般C2二ア（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

9月4日、約4か月の休養明けで迎えた30戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、一般C2二ア（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月25日、中9週で迎えた32戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた33戦目は、一般C（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。