ヒロベスト（1993年生、母トミケンスワロー）

ヒロベスト（1993年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したトミケンスワローが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は秋場牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦15勝2着3回。1997年の東国賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

畠中正孝厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（1995年）

11月25日、デビュー戦は久保田政弘騎手を鞍上に据えて、3歳（高崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホクショウエースに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1996年）

5月1日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳（高崎ダート1330m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保田政弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトゥムーディに1馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

5月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田政弘騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のツイッグテイオーに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月26日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田政弘騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスマルハナコに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の高崎ダービー（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田政弘騎手（4戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマリンオーシャンから3馬身差の2着に敗北した。

12月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田政弘騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノトップランに4馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

4歳（1997年）

1月13日、中3週で迎えた7戦目は、鳥居峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保田政弘騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウセイコーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月5日、中2週で迎えた8戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保田政弘騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノプリモに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月10日、中4週で迎えた9戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保田政弘騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセーガルスキーに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月19日、中5週で迎えた10戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保田政弘騎手（9戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のガンガディーンに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた11戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で久保田政弘騎手（10戦9勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた12戦目は、春りんどう特別（足利ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で久保田政弘騎手（11戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンゴクシルビアに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月29日、中4週で迎えた13戦目は、坂東太郎賞（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で久保田政弘騎手（12戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウトライに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で久保田政弘騎手（13戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーチャンプに2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

11月5日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノイナズマに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、富士ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

5歳（1998年）

1月20日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノーリュータカバルに3馬身の差をつけて優勝

6歳（1999年）

1月17日、約12か月の休養明けで馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた18戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミホーガンに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

2月14日、中3週で迎えた19戦目は、くろまつ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスヤマトから2馬身半差の2着に敗北した。

3月14日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマから2馬身半差の2着に敗北した。