ケイシュウトライ（1991年生、母ヴァルズメモリイ）
Keishu Try
1991.04.27
ケイシュウトライ（1991年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデインヒル（当時5歳）と交配したヴァルズメモリイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方35戦10勝2着3回。1997年の高崎大賞典(地方重賞)に勝利した他、1997年のオールスターカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大沼五郎厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（1994年）
7月1日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は469kg。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノシルバーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月26日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月25日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホープジュエリーをクビ差制して優勝
9月20日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で久保秀男騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月26日、中0週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で久保秀男騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月18日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で久保秀男騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨイチオーからハナ差の2着に惜敗した。
4歳（1995年）
1月19日、中8週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C2七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保秀男騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルコウドリームに1馬身半の差をつけて制した。
2月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で久保秀男騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。
2月26日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で久保秀男騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で久保秀男騎手（10戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトキワキングに3馬身の差をつけて優勝
4月6日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で久保秀男騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月7日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1六（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で久保秀男騎手（12戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で久保秀男騎手（13戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月13日、中2週で迎えた15戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のインターイメージに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。
7月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（14戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイホープに1馬身半の差をつけて優勝
5歳（1996年）
2月10日、約7か月半の休養明けで迎えた17戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
3月2日、中2週で迎えた18戦目は、T.テュリエ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’96オープニングカップ（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。
3月23日、中2週で迎えた19戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。
4月21日、中3週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた21戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
6月9日、中3週で迎えた22戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた23戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
7月13日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく最後はアイディンショットと並んで11着同着となった。
7月27日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
8月18日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の松戸特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の木更津特別（中山芝2200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
9月15日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。
12月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた30戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサイキョウタイムに2馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
6歳（1997年）
1月2日、中1週で迎えた31戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダウンリンクデータに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
1月12日、中0週で迎えた32戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた33戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーチャンプをクビ差制して制した。
2月16日、中2週で迎えた34戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハロービクトリーからアタマ差の2着に甘んじた。
3月3日、中1週で迎えた35戦目は、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月30日、中3週で迎えた36戦目は、鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月15日、中6週で迎えた37戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（7戦3勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月9日、中3週で迎えた38戦目は、地方重賞のオールスターカップ（足利ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和宏騎手（8戦3勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月29日、中2週で迎えた39戦目は、坂東太郎賞（高崎ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和宏騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロベストから3馬身差の2着となった。
8月3日、中4週で迎えた40戦目は、赤城山特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和宏騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月12日、中9週で迎えた41戦目は、地方重賞の東国賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和宏騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月26日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた42戦目は、甲州特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和宏騎手（12戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月31日、中4週で迎えた43戦目は、地方重賞の高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和宏騎手（13戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドツアラーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7歳（1998年）
2月1日、中4週で迎えた44戦目は、新春杯（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で加藤和宏騎手（14戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月28日、中3週で迎えた45戦目は、こうずけ特別（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で加藤和宏騎手（15戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月29日、中3週で迎えた46戦目は、地方重賞の開設記念（高崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で加藤和宏騎手（16戦4勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月26日、中3週で迎えた47戦目は、榛名山特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は18戦連続で加藤和宏騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月5日、連闘で迎えた48戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は19戦連続で加藤和宏騎手（18戦4勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。