ダイワハンニバル（1993年生、母パメラトウショウ）

ダイワハンニバル（1993年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時21歳）と交配したパメラトウショウが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方39戦22勝2着4回。2000年の東北サラブレッド大賞典(地方重賞)に勝利した他、1999年のフェザンカップ(一般)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

7月13日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は492kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1997年）

6月24日、約11か月の休み明けで馬体重を前走からさらに26kg増やして迎えた3戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、一般C5 12（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のガッサンビジンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月29日、中4週で迎えた4戦目は、一般C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったショールオンウインから3/4馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた5戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトップジョーオーに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、C3 C4（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミホーガンから2馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた7戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロックミュージックに2馬身半の差をつけて制した。

10月17日、中2週で迎えた8戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノサートに2馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月1日、中5週で迎えた9戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオサファイアに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツジノヒカリに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1998年）

1月3日、中2週で迎えた11戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエクセルセダンに9馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のペガサスストームに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルチャンスに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピーウッドマンに4馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月4日、中7週で迎えた15戦目は、一般B（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカロスタルユーに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7月19日、中1週で迎えた16戦目は、はまゆり賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロックローレルに1馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

9月15日、中7週で迎えた17戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般A B（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハスカップボーイに2馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

9月26日、中1週で迎えた18戦目は、ながつき賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンビューチに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

11月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般A B（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（9戦8勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロックローレルから2馬身差の2着に敗北した。

12月7日、中3週で迎えた21戦目は、一般A B（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーピークに2馬身の差をつけて制した。

6歳（1999年）

4月10日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、一般A（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（11戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノカズサオーに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

4月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般A（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（12戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブインディーンに5馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

6月6日、中5週で迎えた24戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（13戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンゴウリキシオウからクビ差の2着に甘んじた。

6月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（14戦11勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエーブインディーンに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月20日、中3週で迎えた26戦目は、G3のマーキュリーカップ（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（15戦12勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月12日、中7週で迎えた27戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（16戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカネアサジに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月19日、中4週で迎えた28戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（17戦13勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中6週で迎えた29戦目は、フェザンカップ（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（18戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクシャダイに3/4馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

7歳（2000年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原勲騎手（19戦14勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた31戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原勲騎手（20戦14勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のインターグローバルに1馬身半の差をつけて勝利数を21に伸ばす

6月18日、中7週で迎えた32戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原勲騎手（21戦15勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロブルボンに半馬身の差をつけて勝利数を22に伸ばす

8歳（2001年）

11月24日、約17か月半の休み明けで迎えた33戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた34戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9歳（2002年）

4月14日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた36戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月10日、中5週で迎えた37戦目は、姫神賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（22戦16勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた38戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた39戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（23戦16勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた40戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた41戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。