キャニオンビューチ(1995年生、母タニノワカクサ)
Canyon Beauty
1995.04.15
キャニオンビューチ(1995年4月15日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン(当時7歳)と交配したタニノワカクサが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は(有)谷川牧場。戦績は、地方50戦8勝2着10回。1998年のひまわり賞(牝地方重賞)に勝利した他、1999年のビューチフル・ドリーマーカップ(一般 牝)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
大和静治厩舎(盛岡)へ入厩。
2歳(1997年)
5月24日、デビュー戦は佐々木忍騎手を鞍上に据えて、馬体重は448kg。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスラッシュから1馬身半差の2着となった。
6月21日、中3週で迎えた2戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳(盛岡ダート1200m 曇/不良)に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤシロブルボンから2馬身差の2着となった。
7月21日、中3週で迎えた3戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、3歳A(水沢ダート1400m 晴/良)に出走。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のプリンセスカップ(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手(1戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオノユウクインに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月14日、中3週で迎えた5戦目は、鞍上は3戦連続で三野宮通騎手(2戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエースザトップに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月25日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、4歳C1(盛岡ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手(3戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の南部駒賞(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手(4戦2勝)。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月14日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、2歳地方重賞の東北サラブレッド3歳チャンピオン(水沢ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手(5戦2勝)。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳(1998年)
4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングカップ(水沢ダート1600m 晴/稍重)に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のイエローハッピーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。
5月4日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞(水沢ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーアンジュに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6月28日、中7週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東北優駿(水沢ダート1900m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手(2戦2勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月26日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、3歳地方重賞の不来方賞(盛岡ダート2000m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手(3戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月23日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のひまわり賞(盛岡ダート1800m 晴/良)に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手(4戦2勝)。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のフラワーストーリーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
9月26日、中4週で迎えた14戦目は、ながつき賞(水沢ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手(5戦3勝)。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナグルチャンスに半馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。
10月26日、中3週で迎えた15戦目は、一般A(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手(6戦4勝)。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイワハンニバルから4馬身差の2着に敗北した。
12月14日、中6週で迎えた16戦目は、3歳G1のダービーグランプリ(水沢ダート2000m 曇/不良)に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手(7戦4勝)。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4歳(1999年)
1月15日、中4週で迎えた17戦目は、一般A B(水沢ダート1600m 小雪/不良)に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手(8戦4勝)。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブインディーンから2馬身差の2着に敗北した。
4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般A(水沢ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は10戦連続で畠山信一騎手(9戦4勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月8日、中3週で迎えた19戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般A(水沢ダート1800m 晴/良)に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクシャダイに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月15日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定G3のスパーキングレディーカップ(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手(1戦1勝)。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
7月31日、中6週で迎えた21戦目は、一般A B(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は畠山信一騎手(10戦4勝)。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般A(盛岡ダート1600m 小雨/良)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(11戦4勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルユアホリデーからクビ差の2着となった。
9月26日、中5週で迎えた23戦目は、牝馬限定オープンのビューチフル・ドリーマーカップ(水沢ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手(12戦4勝)。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のライカンハニーに半馬身の差をつけて8勝目を獲得した。
10月24日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた24戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般A(盛岡ダート1800m 晴/良)に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月6日、中5週で迎えた25戦目は、一般A(水沢ダート1800m 小雨/不良)に出走。鞍上は畠山信一騎手(13戦5勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳(2000年)
4月8日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般A1(水沢ダート1800m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(14戦5勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月7日、中3週で迎えた27戦目は、地方重賞のシアンモア記念(水沢ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手(15戦5勝)。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。
5月21日、中1週で迎えた28戦目は、あすなろ賞(盛岡ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手(16戦5勝)。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月18日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典(盛岡ダート2000m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手(17戦5勝)。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般A1(水沢ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手(18戦5勝)。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメグミダイオーから半馬身差の2着となった。
8月26日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、牝馬限定オープンのフェアリーカップ(盛岡ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手(19戦5勝)。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月24日、中3週で迎えた32戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ(水沢ダート1900m 雨/不良)に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手(20戦5勝)。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
10月21日、中3週で迎えた33戦目は、一般A1(盛岡ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手(21戦5勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞のOROカップ(盛岡芝2400m 曇/良)に出走。鞍上は10戦連続で畠山信一騎手(22戦5勝)。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた35戦目は、一般A1(水沢ダート1800m 小雪/良)に出走。鞍上は11戦連続で畠山信一騎手(23戦5勝)。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた36戦目は、一般A1(水沢ダート1800m 曇/不良)に出走。鞍上は12戦連続で畠山信一騎手(24戦5勝)。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月30日、中1週で迎えた37戦目は、一般A1(水沢ダート1800m 晴/不良)に出走。鞍上は13戦連続で畠山信一騎手(25戦5勝)。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳(2001年)
4月16日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、一般A1(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は14戦連続で畠山信一騎手(26戦5勝)。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般A1(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は15戦連続で畠山信一騎手(27戦5勝)。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月26日、中3週で迎えた40戦目は、一般A1(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は16戦連続で畠山信一騎手(28戦5勝)。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレコマンダーから3/4馬身差の2着となった。
7月7日、中5週で迎えた41戦目は、一般A1(水沢ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は17戦連続で畠山信一騎手(29戦5勝)。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月5日、中3週で迎えた42戦目は、牝馬限定オープンのエレガンスカップ(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は18戦連続で畠山信一騎手(30戦5勝)。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったピスカリアンジュからクビ差の2着に惜敗した。
9月3日、中3週で迎えた43戦目は、牝馬限定オープンのフェアリーカップ(水沢ダート1900m 曇/良)に出走。鞍上は19戦連続で畠山信一騎手(31戦5勝)。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月30日、中3週で迎えた44戦目は、牝馬限定地方重賞のビューチフル・ドリーマーカップ(盛岡ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は草地保隆騎手(2戦1勝)。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた45戦目は、桂樹杯(盛岡芝1700m 晴/良)に出走。鞍上は畠山信一騎手(32戦5勝)。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月12日、中3週で迎えた46戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、白神賞(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月26日、中1週で迎えた47戦目は、一般A1(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は畠山信一騎手(33戦5勝)。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノテンザンから2馬身半差の2着となった。
12月10日、中1週で迎えた48戦目は、牝馬限定オープンの雪椿賞(水沢ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手(34戦5勝)。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
7歳(2002年)
1月4日、中3週で迎えた49戦目は、白嶺賞(水沢ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手(35戦5勝)。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月14日、中0週で迎えた50戦目は、一般A1(水沢ダート1600m 晴/不良)に出走。鞍上は村上忍騎手(1戦0勝)。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークファイヤーから3/4馬身差の2着となった。