アオイショー（2018年生、母スイチョウカ）

Aoi Sho

2018.05.29

アオイショー（2018年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+翔」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時10歳）と交配したスイチョウカが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村 雅明。主な勝ち鞍は2021年の山吹賞(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月6日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジャックドールに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3歳（2021年）

4月4日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラスの山吹賞（中山芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャイニングライトに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手にした。

5月1日、中3週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のテレビ東京杯青葉賞（東京芝2400m 小雨/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

4歳（2022年）

9月19日、約17か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの2002メモリアル シンボリクリスエスカップ（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

11月5日、中6週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

11月27日、中2週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で15番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

2023年1月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。