ヘイセイユニバース（2006年生、母ワンナイトドリーム）

ヘイセイユニバース（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「生産牧場より＋父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したワンナイトドリームが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）平成ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害1戦0勝、地方9戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平成ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、平成ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、マツケン農場によって1,533万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

8月8日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

11月16日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C30（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストームキングに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月1日、中2週で迎えた4戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤誓二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月12日、中1週で迎えた5戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリアーアイズに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月27日、中1週で迎えた6戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャインベルに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

11月24日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、古太尽特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2011年）

1月9日、中6週で迎えた11戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

4月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

5月29日、中6週で迎えた14戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。競走中止となった。