シャインベル（2006年生、母ソヨカゼ）

シャインベル（2006年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「光り輝く鈴」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時11歳）と交配したソヨカゼが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の一般C17。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

8月29日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

11月2日、中4週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、勝沼サクラの会甲州ワイン記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、一般C31（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のストロングガールに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた6戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のカムイフォックスに1馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、第一回競馬ナンデ・netカップ（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月1日、連闘で迎えた8戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、山田絆人誕生日記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた9戦目は、正紀&登茂美祝結婚くまちゃん杯（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた11戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイセイユニバースに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

3月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C17（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーシンウィゾールを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って3勝目をゲットした。

4月15日、中2週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた17戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（14戦3勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ワッフルワッフルに交わされて3馬身差の2着となった。

9月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた19戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。