カムイフォックス（2006年生、母オーゴンルーキー）

カムイフォックス（2006年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋狐」。毛色は鹿毛。種牡馬のマリエンバード（当時9歳）と交配したオーゴンルーキーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ひるかわ育成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方15戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

5月24日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は566kg。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

6月20日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた3戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の種瀬帆香出生・駿介兄ちゃん記念（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のM∞W（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニシノサブリナを異次元の末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のマミマーズに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のように急駛したが、勝ったサンレイハスラーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったアマンディーヌに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月1日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャインベルを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

4歳（2010年）

1月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメルシーボクチャンに半馬身届かず2着となった。

1月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C19（名古屋ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた17戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。