ウエスタンマリン（1998年生、母インパクト）

ウエスタンマリン（1998年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時12歳）と交配したインパクトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）北西牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

郷原洋行厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月8日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

3歳（2001年）

1月5日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

2月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったモダンガールリボンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で郷原洋司騎手（9戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で郷原洋司騎手（10戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不屈の敢闘精神で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のスプリングレジーナをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月10日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で郷原洋司騎手（11戦1勝）。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で郷原洋司騎手（12戦1勝）。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい17着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で郷原洋司騎手（13戦1勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

4歳（2002年）

2月3日、中7週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で郷原洋司騎手（14戦1勝）。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた17戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

5月3日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、こでまり特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、ラベンダー特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた23戦目は、一般B（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワレインに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

8月25日、中4週で迎えた24戦目は、芙蓉特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた25戦目は、アザミ特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2003年）

3月29日、約6か月半の休み明けで迎えた26戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月26日、中3週で迎えた27戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラファラオーから3馬身差の2着となった。

5月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒップヒップフレーから2馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた29戦目は、花みずき特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた30戦目は、妙義山特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた31戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2 B3-2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（9戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中6週で迎えた33戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐川久芳騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた34戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は浅沼傑騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。