ライラックチータ（2002年生、母ヘイローブライトン）

ライラックチータ（2002年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「植物名＋動物名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヘネシー（当時9歳）と交配したヘイローブライトンが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方31戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年のスピークラウド特別(一般E)。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

7月30日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた5戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた6戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウォーターゾラを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるネクストステージを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月24日、中2週で迎えた8戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシークレットスターを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた9戦目は、一般F5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシークレットスターに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2006年）

1月9日、連闘で迎えた10戦目は、一般F3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は宮川浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般F4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるマルタカキャプテンを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般F4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般F3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテスコスプリンターに5馬身の差をつけて2勝目を収める

3月26日、中2週で迎えた15戦目は、設立1周年記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般F2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のイメルエオスを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月16日、連闘で迎えた17戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた18戦目は、一般E7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で明神繁正騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず3着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般E6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で明神繁正騎手（8戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた20戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、頑張ろう高知競馬特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイエスボーイに2馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

6月18日、連闘で迎えた21戦目は、スピークラウド特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングマグワイアに1馬身半の差をつけて制した。

7月1日、中1週で迎えた22戦目は、遠雷特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のティティランドをクビ差振り切って6勝目を掴み取った。

8月5日、中2週で迎えた24戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた25戦目は、一般D5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（11戦3勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

10月22日、中6週で迎えた26戦目は、一般D2（高知ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、忍者屋敷・開始特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（13戦3勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた28戦目は、一般D3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中5週で迎えた29戦目は、一般D3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は宮川浩一騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた30戦目は、日々是好日特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（15戦3勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた31戦目は、一般D4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（16戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般D3（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（17戦3勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた33戦目は、森井美香騎手を鞍上に迎えて、一般D3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般D4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森井美香騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた35戦目は、一般D3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森井美香騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた36戦目は、りんちゃん誕生日特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（18戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。