アグネスターフ（1985年生、母デラルウ）

Agnes Turf

1985.05.09

アグネスターフ（1985年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時6歳）と交配したデラルウが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

長浜彦三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月10日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったワンダーテイオーに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

1月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のジンクエクウエイトに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、中5週で迎えた3戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた4戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の沈丁花賞（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤエノムテキに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下のあずさ賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月19日、中7週で迎えた7戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で猿橋重利騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は南井克巳騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。