ジェリーフィッシュ（1996年生、母エルフィッシュ）

Jellyfish

1996.06.21

ジェリーフィッシュ（1996年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカング（当時8歳）と交配したエルフィッシュが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月31日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月7日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

4月11日、中6週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた7戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

6月26日、中1週で迎えた8戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた10戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

8月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（7戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

9月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（8戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、伸びてきたマジックポケット決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のキョウワテンユウに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は須貝尚介騎手（9戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（10戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。