エレガンスルブラ（2018年生、母アイスフォーリス）

エレガンスルブラ（2018年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「チューリップの品種名」。毛色は芦毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時17歳）と交配したアイスフォーリスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。

経歴

デビュー前

3歳のとき、吉田俊介から「ノーザンファーム繁殖牝馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、マフィンによって165万円で落札された。

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月20日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3歳（2021年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林凌大騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

6月5日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

7月25日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、6着を確保した。

9月4日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はバタバタになってしまい17着に終わった。