ジュピターボーイ（1996年生、母ジョリフィー）

ジュピターボーイ（1996年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のマルセンガバナー（当時8歳）と交配したジョリフィーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、地方37戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の有明賞(アラ系4歳以上C1)。

経歴

デビュー前

及川良春厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1998年）

12月12日、デビュー戦は関本浩司騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は457kg。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズオーカンに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1999年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモリゲンファイナルに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月24日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラプリンスに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

6月28日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、中6週で迎えた9戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグランドディオスを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って4勝目を手に入れた。

10月16日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トライバルリストに半馬身交わされて2着となった。

11月6日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグランドディオスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイフウヒカリを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルショワナエクに5馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

12月31日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイフウヒカリを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2000年）

1月9日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月2日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月1日、中3週で迎えた20戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた21戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた22戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた23戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月30日、中6週で迎えた24戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したササノリンボーを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

10月14日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（12戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスーパートウザイを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（13戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るロトハピネスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って7勝目を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系4歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（14戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（15戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5歳（2001年）

3月17日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（16戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

11月15日、約8か月の休み明けで迎えた30戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（17戦3勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた33戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

6歳（2002年）

1月13日、中1週で迎えた34戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた35戦目は、池田湖特設（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原口義史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（19戦3勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は原口義史騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。