スーパートウザイ（1996年生、母アキツトウザイ）

スーパートウザイ（1996年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のタカサゴスピード（当時8歳）と交配したアキツトウザイが4歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は大崎牧場。戦績は、地方42戦13勝2着10回。主な勝ち鞍は2000年の玄海賞(アラ系4歳以上B1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大崎牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、大崎牧場から「北海道10月市場アングロアラブ2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

城地藤男厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1998年）

11月1日、デビュー戦は南郷家全騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳C2（盛岡ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモリゲンクロスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳C1（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のローヤルシローに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳B（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 小雪/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（1999年）

6月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャエンダカオから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンリーカードから1馬身半差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャエンダカオから1馬身差の2着となった。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウオトワヒメに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C3-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中西達也騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったチュウオーレディーから3馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C3-4（高知ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中西達也騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチュウオーレディーに2馬身の差をつけて優勝

11月25日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C3-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中西達也騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中西達也騎手（9戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨネホーエイに3馬身の差をつけて5勝目を収める

4歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C3-2（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で中西達也騎手（10戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミプレジャーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

1月20日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般C3-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中西達也騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタドルマンから3/4馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で中西達也騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトラトラトラからハナ差の2着に甘んじた。

3月19日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた18戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシュメイヒーローを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

4月9日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた20戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

7月3日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

7月14日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東真市騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月13日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東真市騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオリオンザハートを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月2日、中6週で迎えた25戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキタノバーニを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジュピターボーイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月4日、中2週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホマレタイショウに1馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

11月17日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系4歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のロトハピネスを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

5歳（2001年）

8月26日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、筑後川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマオーカンに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月15日、中3週で迎えた32戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニシケンシーザーに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月1日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアロマに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6歳（2002年）

5月19日、約5か月の休養明けで迎えた35戦目は、アラ系3歳以上A1 A2 A3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（6戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヤマオーカンに半馬身交わされて2着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた36戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、志布志湾特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

8月4日、中6週で迎えた37戦目は、大村湾特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニシケンシーザー決め手に屈してクビ差の2着となった。

8月18日、中1週で迎えた38戦目は、関門海峡特設（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克也騎手（7戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、筑後川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（8戦6勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた40戦目は、遠賀川特設（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（9戦6勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた41戦目は、嘉瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月27日、中3週で迎えた42戦目は、松浦川特設（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。