トレンタルゴ（1988年生、母スイートアフトン）

トレンタルゴ（1988年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヒツタイトグローリー（当時15歳）と交配したスイートアフトンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方16戦9勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般D2ロ。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

9月7日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の福島放送賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で内山正博騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

11月24日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月14日、連闘で迎えた9戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず15着に終わった。

4歳（1992年）

2月3日、中6週で迎えた10戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1180m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモルーラーに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月11日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野久美騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマノベッピンから半馬身差の2着に敗北した。

2月15日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野久美騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモルーラーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

2月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野久美騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノベッピンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野久美騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒホウチカラに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野久美騎手（5戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴサザンをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

3月22日、中1週で迎えた16戦目は、やまなみ特別（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野久美騎手（6戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシークレットナイトに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月20日、中3週で迎えた17戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般D2ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のパッシングテイオウに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中初騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のデミアンに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中初騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中初騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォスターラガーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月30日、中3週で迎えた21戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中初騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミジェストから6馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で迎えた22戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月17日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた24戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた25戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 雪/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。