シークレットナイト（1987年生、母Tring）
Secret Night
1987.02.01
シークレットナイト（1987年2月1日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のSecretariat（当時17歳）と交配したTringが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地9戦0勝、地方28戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の一般C1。
経歴
デビュー前
荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1990年）
8月11日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。
9月15日、中4週で迎えた2戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
9月29日、中1週で迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。
10月6日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
10月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
10月28日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内山正博騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。
11月11日、中1週で迎えた7戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入り込んだ。
11月17日、連闘で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。
4歳（1991年）
4月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
6月29日、中8週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた10戦目は、小林秀昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月20日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、高砂哲二騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケデンバラードから3馬身差の2着となった。
8月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトーロッチアレツに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
5歳（1992年）
2月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、田原真二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小林秀昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林秀昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林秀昭騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったオプトダイヤから半馬身差の2着に敗北した。
2月29日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林秀昭騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月8日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた19戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小林秀昭騎手（6戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツアンサーをクビ差制して2勝目を収める
3月22日、中1週で迎えた20戦目は、やまなみ特別（中津ダート1620m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林秀昭騎手（7戦1勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトレンタルゴから1馬身半差の2着となった。
4月4日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小林秀昭騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリアカラーから1馬身差の2着となった。
4月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林秀昭騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた23戦目は、沖縄県梯梧賞特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林秀昭騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、連闘で迎えた24戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林秀昭騎手（11戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤチヨメグミに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。
5月25日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林秀昭騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月1日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林秀昭騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシワクエストからハナ差の2着となった。
7月11日、中5週で迎えた27戦目は、一般C1（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンステップをクビ差制して先頭ゴールを果たした。
7月26日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高砂哲二騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1993年）
3月13日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月20日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は高砂哲二騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトネアローをクビ差制して勝利を手に入れた。
4月12日、連闘で迎えた32戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月26日、連闘で迎えた34戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月5日、連闘で迎えた35戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月24日、連闘で迎えた37戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。