カムバックトゥミー(1990年生、母ニシノチヨウリユウ)
Come Back to Me
1990.04.22
カムバックトゥミー(1990年4月22日)は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトキテンリユウ(当時11歳)と交配したニシノチヨウリユウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村 康弘。戦績は、中央平地11戦2勝2着1回、地方32戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年のアラ系4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
山内研二厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1992年)
6月20日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利(中京ダート1000m 曇/不良)に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエスエムホダカに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
8月29日、中9週で迎えた2戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別(小倉芝1200m 晴/良)に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手(1戦1勝)。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。
9月27日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳オープン(阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手(2戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミヤシロレディーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。
10月3日、連闘で迎えた4戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアラブ3歳ステークス(福島ダート1700m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳400万下のアラブ3歳特別(福島芝1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手(1戦0勝)。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス(福島芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で上野清章騎手(2戦0勝)。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
11月15日、中1週で迎えた7戦目は、清水英次騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳400万下(福島ダート1000m 晴/良)に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。
3歳(1993年)
2月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上400万下(小倉芝1200m 晴/良)に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月14日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下(小倉ダート1000m 晴/良)に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手(1戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
3月7日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下(小倉ダート1000m 曇/重)に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手(2戦0勝)。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のニッシンキャスターに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。
3月13日、連闘で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス(小倉芝1200m 晴/良)に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。
5月24日、中9週で迎えた12戦目は、井手上慎一騎手を鞍上に迎えて、皐月特別(名古屋ダート1600m 曇/稍重)に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月8日、中1週で迎えた13戦目は、B2ロ(名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手(1戦0勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた14戦目は、B2ロ(名古屋ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手(2戦0勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲヤングに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
7月12日、中1週で迎えた15戦目は、文月特別(名古屋ダート1600m 小雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手(3戦1勝)。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月19日、中4週で迎えた16戦目は、葉月特別(名古屋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手(4戦1勝)。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月6日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、B2イ(名古屋ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手(5戦1勝)。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。
10月28日、中2週で迎えた18戦目は、B2イ(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手(6戦1勝)。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。
11月26日、中3週で迎えた19戦目は、B2ロ(名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手(7戦1勝)。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のゴーイングハツピーをクビ差制して4勝目を手にした。
12月22日、中3週で迎えた20戦目は、竹地正樹騎手を鞍上に迎えて、アラブハンデ(名古屋ダート1600m 晴/重)に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルースキーから2馬身半差の2着となった。
4歳(1994年)
1月4日、中1週で迎えた21戦目は、睦月特別(名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で竹地正樹騎手(1戦0勝)。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。
1月31日、中3週で迎えた22戦目は、B2イ(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で竹地正樹騎手(2戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月15日、中1週で迎えた23戦目は、B2ロ(名古屋ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は井手上慎一騎手(8戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月2日、中1週で迎えた24戦目は、B2ロ(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手(9戦2勝)。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカフリーダムから1馬身差の2着となった。
3月27日、中3週で迎えた25戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、B2ロ(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
12月2日、約8か月半の休養明けで迎えた26戦目は、C2ロ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は竹地正樹騎手(3戦0勝)。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月9日、連闘で迎えた27戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、C2ロ(名古屋ダート1400m 雨/不良)に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2ハ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は竹地正樹騎手(4戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳(1995年)
1月6日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2ハ(名古屋ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で竹地正樹騎手(5戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアステイングイチからクビ差の2着に惜敗した。
1月17日、中1週で迎えた30戦目は、C2ロ(名古屋ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で竹地正樹騎手(6戦0勝)。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。
2月4日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2ハ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で竹地正樹騎手(7戦0勝)。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイリュウに半馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。
2月14日、中0週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2イ(名古屋ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で竹地正樹騎手(8戦1勝)。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。
3月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、C2イ(名古屋ダート1400m 小雨/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で竹地正樹騎手(9戦1勝)。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた34戦目は、C2イ(名古屋ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は7戦連続で竹地正樹騎手(10戦1勝)。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のイナズマアラシをハナ差制して制した。
4月17日、中2週で迎えた35戦目は、おおぐま座特別(名古屋ダート1600m 晴/重)に出走。鞍上は8戦連続で竹地正樹騎手(11戦2勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月2日、中1週で迎えた36戦目は、おうし座特別(中京(地)ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は9戦連続で竹地正樹騎手(12戦2勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた37戦目は、C1ロ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で竹地正樹騎手(13戦2勝)。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月29日、中0週で迎えた38戦目は、C1ロ(名古屋ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は11戦連続で竹地正樹騎手(14戦2勝)。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディキヨツグから3/4馬身差の2着となった。
6月13日、中1週で迎えた39戦目は、C1ロ(名古屋ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は12戦連続で竹地正樹騎手(15戦2勝)。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた40戦目は、かに座特別(名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は13戦連続で竹地正樹騎手(16戦2勝)。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパースペインからクビ差の2着となった。
7月23日、中2週で迎えた41戦目は、こと座特別(名古屋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は14戦連続で竹地正樹騎手(17戦2勝)。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月8日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた42戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、C2ロ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月21日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2ハ(名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手(1戦0勝)。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。最後はザオープリンセスと並んで3着同着となった。