ミスロンリーハーツ（2012年生、母メイショウマキバコ）

ミスロンリーハーツ（2012年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「孤独な娘」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時9歳）と交配したメイショウマキバコが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方16戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2015年のバルーン特選。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

1月18日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

2月7日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月23日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた6戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた7戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモエルタニンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテイエムキュアオウに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のシゲルダンジリをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

8月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったビレッジカリビアンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のバルーン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチザラブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

10月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のサトノキングベルをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

10月12日、連闘で迎えた13戦目は、秋涼賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったテイエムトッピモンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中7週で迎えた14戦目は、長崎街道塚崎宿特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミッキーピオーネに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中2週で迎えた15戦目は、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2016年）

2月28日、中8週で迎えた16戦目は、コーラル特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた17戦目は、マーチ特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で竹吉徹騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で竹吉徹騎手（10戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はクラウンボースロンと並んで5着同着となった。

5月29日、中3週で迎えた20戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、長崎街道飯塚宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた21戦目は、長崎街道原田宿特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（11戦3勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。