ナオミゴゼン（2018年生、母メジロスプレンダー）

ナオミゴゼン（2018年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+敬称」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時17歳）と交配したメジロスプレンダーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、塩澤正樹によって3,240万円で落札された。4歳のとき、塩澤正樹から「ノーザンファームミックスセールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、日進牧場によって330万円で落札された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

7月26日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は472kg。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったヴィルヘルムにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2021年）

3月6日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハイボールコパに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月18日、中5週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

6月27日、中9週で迎えた5戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝2200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は浜中俊騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したスマートパルフェに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月22日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

9月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月23日、中5週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で浜中俊騎手（8戦1勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は一杯になって15着に敗れた。

4歳（2022年）

3月13日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で浜中俊騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で浜中俊騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた13戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月7日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はガス欠状態になり18着に終わった。

2022年8月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。