キャサリンアイドル（2005年生、母タイキポーラ）

キャサリンアイドル（2005年3月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名＋アイドル」。毛色は栗毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したタイキポーラが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C3-4。

経歴

デビュー前

佐藤茂厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2008年）

10月14日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、3歳B1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた2戦目は、一般C4-6（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた3戦目は、一般C5-5（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トウショウスケールに交わされて4馬身差の2着となった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアラマサトップガンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネヴァデザートに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ショウナンガーベに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4月7日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアストロダッシャーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月14日、約7か月の休み明けで迎えた9戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

5歳（2010年）

2月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。