チアズブリング（2002年生、母レッダンゴールド）

チアズブリング（2002年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋持って来る、もたらす」。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時16歳）と交配したレッダンゴールドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、浦河育成センターから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月11日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

10月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

3歳（2005年）

4月2日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のサンダーロールを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

5月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた9戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の舞子特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月13日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下の高湯温泉特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は本田優騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。