トラストボス（2021年生、母ウェストレー）
Trust Boss
2021.04.29
トラストボス（2021年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+トップ」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したウェストレーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上 欽哉。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のウェストレーは中央平地5戦0勝。祖母のヴェイルオブアヴァロンは海外重賞1勝（海外芝）。曾祖母のウインドインハーヘアは海外G1・1勝（独国芝）。父のキズナは中央G1・1勝（東京芝[2400m]）。
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| きS | Pharamond＝Sickle | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | サンデーサイレンス | 3×4 | 18.75% |
| 牡 | Storm Bird | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Northern Dancer | 5*6×6*6*6*7 | 10.15% |
| 牡 | Donatello | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Native Dancer | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Nearco | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | ノーザンテースト | 5*6 | 4.68% |
| 牝 | ウインドインハーヘア | 3×3 | 25% |
| 牝 | Almahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牝 | Lady Angela | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
| 父の父ディープインパクト2002（JPN） | サンデーサイレンス1986（USA） | Halo | Hail to Reason | |
| Cosmah | ||||
| Wishing Well | Understanding | |||
| Mountain Flower | ||||
| ウインドインハーヘア1991（IRE） | Alzao | Lyphard | ||
| Lady Rebecca | ||||
| 父キズナ2010（JPN） | Burghclere | Busted | ||
| Highclere | ||||
| Storm Cat1983（USA） | Storm Bird | Northern Dancer | ||
| South Ocean | ||||
| 父の母キャットクイル1990（CAN） | Terlingua | Secretariat | ||
| Crimson Saint | ||||
| Pacific Princess1973（USA） | Damascus | Sword Dancer | ||
| Kerala | ||||
| Fiji | Acropolis | |||
| Rififi | ||||
| 母の父オルフェーヴル2008（JPN） | ステイゴールド1994（JPN） | サンデーサイレンス | Halo | |
| Wishing Well | ||||
| ゴールデンサッシュ | デイクタス | |||
| ダイナサツシユ | ||||
| オリエンタルアート1997（JPN） | メジロマックイーン | メジロテイターン | ||
| メジロオーロラ | ||||
| 母ウェストレー2015（JPN） | エレクトロアート | ノーザンテースト | ||
| グランマステイーヴンス | ||||
| サンダーガルチ1992（USA） | Gulch | Mr. Prospector | ||
| Jameela | ||||
| 母の母ヴェイルオブアヴァロン1997（USA） | Line of Thunder | Storm Bird | ||
| Shoot a Line | ||||
| ウインドインハーヘア1991（IRE） | Alzao | Lyphard | ||
| Lady Rebecca | ||||
| Burghclere | Busted | |||
| Highclere | ||||
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2-f
レース成績
経歴
デビュー前
高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2023年）
8月13日、デビュー戦は佐々木大輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
10月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
11月26日、中3週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったマーシャルポイントにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。
12月28日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木大輔騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。
3歳（2024年）
2月3日、中4週で迎えた5戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したモスクロッサーに半馬身届かず2着に敗北した。
2月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。
4月21日、中8週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。
5月12日、中2週で迎えた8戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサルヴェージワークを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。
6月23日、中5週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャハザマーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
9月22日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の神戸新聞杯（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
10月13日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。
11月23日、中5週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入った。
12月21日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスのノエル賞（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、6着に終わった。
4歳（2025年）
2月16日、中7週で迎えた14戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの4歳以上1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。
3月23日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したイクリールに半馬身届かず2着に敗北した。