ダルマックス（2006年生、母エイシンシュガー）

ダルマックス（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛犬名＋最大限」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時15歳）と交配したエイシンシュガーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は高橋正三。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の一般C13。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月1日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

6月13日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月26日、中5週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月29日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい18着に終わった。

10月16日、中6週で迎えた5戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月2日、中0週で迎えた7戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月17日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C24（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は友森翔太郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったスズカアパッシュに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた12戦目は、水無月かれんさん賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C22（名古屋ダート800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C22（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C24（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

6月1日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウマムートを別次元の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、人間万事塞翁馬!悟愛弓結婚記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田直樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田直樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田直樹騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の一般C12（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で柴田直樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた26戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で柴田直樹騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウクサナギに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、君の名は千田直之記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴田直樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したエムオーダンデーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で柴田直樹騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で柴田直樹騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で柴田直樹騎手（16戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた31戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で柴田直樹騎手（17戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月23日、中1週で迎えた32戦目は、一般C14（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で柴田直樹騎手（18戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた33戦目は、オジンガー（原田和安）還暦記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で柴田直樹騎手（19戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したレイブランを差し切れず、1馬身差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた34戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で柴田直樹騎手（20戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた35戦目は、一般C16（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で柴田直樹騎手（21戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で柴田直樹騎手（22戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったシルバーミストに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で柴田直樹騎手（23戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた38戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は25戦連続で柴田直樹騎手（24戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた39戦目は、三鬼侑真北里大学医学部合格記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で柴田直樹騎手（25戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた40戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（26戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた42戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた43戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンブレットを3/4馬身振り切って制した。