タカトモワールド（1998年生、母リズムダンス）

タカトモワールド（1998年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時24歳）と交配したリズムダンスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦9勝2着8回。主な勝ち鞍は2002年の一般C4。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

3月4日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では伸びを欠き15着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた4戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

9月17日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（上山ダート1250m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオードシエールに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（上山ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンドルから1馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（上山ダート1500m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は五十嵐恭平騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンドルから1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルテットから1馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B（上山ダート1500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンコンドルから1馬身半差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンダイゴに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2002年）

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、一般C4ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグロウシェイドに2馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

4月29日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、一般C4ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のホットスプリングに2馬身半の差をつけて優勝

6月3日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、一般C4（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（7戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトクオージをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。

8月14日、中9週で迎えた15戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレイヤからクビ差の2着に甘んじた。

8月27日、中1週で迎えた16戦目は、ハルク杯千賀子メモリアル賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（9戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小国博行騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーバッケンに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

9月22日、中1週で迎えた18戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウェディングマーチから1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2003年）

4月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた19戦目は、好きですかみのやま特別（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は小国博行騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノパームに2馬身半の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホーサクラに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月18日、中1週で迎えた21戦目は、森川和也（全国旅打ち55場踏破記念）（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（13戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた22戦目は、タキタロウ特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（14戦7勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャーペンアイルから1馬身差の2着となった。

6月15日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったソレアードから2馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた24戦目は、田沢湖特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（16戦7勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、籾山太郎誕生日記念レガシー太郎（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤペガサスをクビ差制して勝利を手に入れた。

11月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、菊人形賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（18戦8勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。