ヨッシーフェイス（2018年生、母ホワイトカーニバル）

ヨッシーフェイス（2018年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したホワイトカーニバルが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳1勝クラス。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、佐々木勉によって1,674万円で落札された。

寺島良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

7月4日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は468kg。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デュアリストに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のバクシンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

3歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジェットエンブレムに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2022年）

6月26日、約17か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのリボン賞（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

8月20日、中7週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

10月9日、中6週で迎えた8戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったウォームライトにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月6日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は今村聖奈騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

11月13日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

2023年6月14日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。