バクシン（2018年生、母アウトオブザウィム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、林正道によって2,484万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月4日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 小雨/不良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったヨッシーフェイスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したクールシャワーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月22日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったスペクタクルに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月17日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアポロスマイルに約10馬身の大差をつけて未勝利戦を制した。

11月14日、中3週で迎えた6戦目は、2歳1勝クラスのオキザリス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシーオブドリームスに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月16日、中4週で迎えた7戦目は、2歳Jpn1の全日本2歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2021年）

2月21日、中9週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤新騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた10戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り雨/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

10月16日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの河口湖特別（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月28日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスのベストウィッシュカップ（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4歳（2022年）

2月20日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの大島特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月13日、中2週で迎えた15戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月8日、中7週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた17戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの富嶽賞（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は横山武史騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

11月13日、中2週で迎えた21戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に敗れた。

5歳（2023年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた23戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月5日、中1週で迎えた24戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月22日、中6週で迎えた25戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き14着に終わった。

7月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月9日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。