サンセットシーン（1994年生、母ポンドスケーター）

サンセットシーン（1994年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時13歳）と交配したポンドスケーターが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は池田スタッド。戦績は、中央平地11戦0勝、地方17戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1999年の一般B1イ。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

1月7日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

2月16日、中5週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

10月26日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

11月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4歳（1998年）

3月15日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で日吉正和騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月4日、中1週で迎えた11戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

9月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカモンブラッキーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

10月24日、中3週で迎えた13戦目は、駒ケ岳特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガンスステージに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月23日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の姫川特別（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた16戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のテクノバリューをアタマ差制して3勝目を獲得した。

12月22日、連闘で迎えた17戦目は、麒麟山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブサンデーサンからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（1999年）

1月1日、中0週で迎えた18戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の新春スタージョッキー（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカモンブラッキーから半馬身差の2着に敗北した。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、八海山特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアービルシーザーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、オープス中郷開設6周年記念（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた22戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、阿賀野川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた23戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノパレスから1馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦の東港特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオエリートに4馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

9月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般B1ロ（三条ダート1650m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中8週で迎えた28戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。