マルブツノーザン（1987年生、母ヤングカラード）

マルブツノーザン（1987年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したヤングカラードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害3戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大久保正陽厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

10月1日、デビュー戦は塚越一弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のインペリアルスターを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳400万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月11日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯3歳ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3歳（1990年）

3月17日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のわらび賞（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた7戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のゆきつばき賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた8戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の菩提樹ステークス（阪神芝2200m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

8月26日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、4歳以上500万下の賢島特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は林満明騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では目立つような脚を使えず17着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で林満明騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1991年）

10月6日、約10か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。