スピードセンプウ（1989年生、母ホクシンヒリユウー）

スピードセンプウ（1989年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時11歳）と交配したホクシンヒリユウーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中原牧場。戦績は、地方15戦8勝2着4回。主な勝ち鞍は1993年のアメジスト特別(B2-1)。

経歴

デビュー前

清水博昭厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1991年）

6月24日、デビュー戦は黒木豊騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は443kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（金沢ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチクシエイカンに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月5日、中3週で迎えた3戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノホーダツに約17馬身の大差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（1992年）

4月6日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、サードニックス特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は黒木豊騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキングオブホーオンに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

5月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、恋路賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒木豊騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジーニアスランから2馬身半差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノクルーザーから1馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミサイルシローに1馬身半の差をつけて制した。

11月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、サードニックス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノクルーザーから1馬身半差の2着となった。

11月24日、連闘で迎えた11戦目は、サードニックス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のタヂロホマレに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月6日、中1週で迎えた12戦目は、ガーネット特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田隆騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルキングに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1993年）

4月5日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系4歳以上B2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田隆騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナルミオリオンに5馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田隆騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテフジに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、かきつばた賞（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡田隆騎手（8戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノサミットから4馬身差の2着に敗北した。