ビゲンリリー（1999年生、母グランドトリン）
Viggen Lily
1999.04.07
ビゲンリリー（1999年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「稲妻（スウェーデン語）＋女性名」。毛色は鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時14歳）と交配したグランドトリンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方39戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2003年の祝☆ウインラディウス号摩周湖特別優勝記念(一般C5ニ)。
経歴
デビュー前
嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2002年）
4月28日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月12日、中1週で迎えた2戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
6月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
9月22日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。
10月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。
11月9日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。
4歳（2003年）
4月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
4月22日、連闘で馬体重を前走から13kg絞って迎えた8戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコイスルワクセイに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
5月4日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、おすぎと風来坊と愚かな仲間たち来場記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた10戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、山寺特別（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月8日、連闘で迎えた12戦目は、一般C5ホ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイウンリンクスから2馬身差の2着となった。
6月16日、連闘で迎えた13戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長橋秀樹騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で長橋秀樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロスズランから9馬身差の2着に敗北した。
7月13日、中1週で迎えた15戦目は、ネット地方競馬ファン賞・スプリント（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で長橋秀樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で長橋秀樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノハトホルから1馬身半差の2着に敗北した。
8月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5イ（上山ダート1250m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で長橋秀樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったオモイデから半馬身差の2着に敗北した。
8月17日、連闘で迎えた18戦目は、公平家新築祝い記念（上山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で長橋秀樹騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長橋秀樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲイリープリズムから3馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中1週で迎えた20戦目は、祝☆ウインラディウス号摩周湖特別優勝記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で長橋秀樹騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリアメリカンに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。
9月30日、中1週で迎えた21戦目は、あみがん賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で長橋秀樹騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた22戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で長橋秀樹騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた23戦目は、かわいい靖子ママいつもありがとう杯（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で長橋秀樹騎手（14戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月11日、中1週で迎えた24戦目は、佐藤喜志夫戯曲集出版記念（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で長橋秀樹騎手（15戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月22日、中5週で迎えた25戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。
5歳（2004年）
1月5日、中1週で迎えた26戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
1月18日、中1週で迎えた27戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。
2月2日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月29日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
3月13日、中1週で迎えた31戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月27日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブレーンバスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
5月5日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテンザンファンシーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。
5月16日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
6月6日、中2週で迎えた36戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。
7月3日、中3週で迎えた37戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。
9月4日、中8週で迎えた38戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月12日、連闘で迎えた39戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は安東章騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイワローザンヌを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
10月23日、中5週で迎えた40戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月13日、中2週で迎えた41戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（10戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
11月28日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。
6歳（2005年）
1月3日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（13戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。
1月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた45戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホクレアチャンスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。