マソオ（2000年生、母パイロッツウィッシュ）
Maso
2000.03.12
マソオ（2000年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時7歳）と交配したパイロッツウィッシュが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。戦績は、地方30戦2勝2着9回。主な勝ち鞍は2004年の4歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、村上仁から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
小林真治厩舎（浦和）へ入厩。
3歳（2003年）
5月9日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたアフリートスキー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
11月21日、約6か月半の休養明けで迎えた2戦目は、入口将宣騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったキャニオンバスターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
12月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で入口将宣騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、シメニタツマキに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
4歳（2004年）
1月26日、中4週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファインパワーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
2月24日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、シルクトリニティーに半馬身交わされて2着に敗北した。
3月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボンバイエに5馬身の差をつけて優勝
4月6日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は入口将宣騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。
5月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2十1112（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったメイプルスピカに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
5月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八九（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ドラールラフォンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
6月22日、中4週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。
7月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一二三（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。
7月30日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた12戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。
8月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3一（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。
5歳（2005年）
2月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。
3月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3三四（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、マキバツヨシに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
4月14日、中5週で迎えた16戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎駿騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。
4月27日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3五ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で石崎駿騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
5月17日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
6月17日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた19戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
7月19日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。
8月9日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
8月29日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。
9月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、サニーリメンバーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
10月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C3八（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。
11月30日、中5週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた25戦目は、一般C3五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、アルファアラジンに交わされて6馬身差の2着となった。
12月13日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた26戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
6歳（2006年）
1月1日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた27戦目は、一般C3十1112（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（12戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に敗れた。
3月7日、中8週で迎えた28戦目は、一般C3六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。
4月5日、中3週で迎えた29戦目は、一般C3七ア（船橋ダート1400m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入った。
4月25日、中2週で迎えた30戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。