マダムベガ（2010年生、母マダムチヨ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、タガミファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

6月21日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、ホリノケイに交わされて約11馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアンテロープに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のモルフェハウスをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

8月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた5戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

10月19日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のかめ太郎特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のベイサイドアイドル特別（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた8戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のオーラヴァルドを3/4馬身振り切って優勝

3歳（2013年）

1月11日、中4週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の水仙賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のシルバーストリークに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月13日、中4週で迎えた10戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の花見月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦1勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず4着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のさくら特別（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳戦のあやめ賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したルースイを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

7月15日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のウミネコ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定戦のカワセミ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで踏ん張ったが、勝ったムービングライトにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

9月6日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のセキレイ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したベルフォーラヴを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定戦のふなっしーご当地キャラ総選挙優勝記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に敗れた。

10月28日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ベルフォーラヴに半馬身交わされて2着となった。

12月2日、中4週で迎えた21戦目は、牝馬限定戦のハマシギ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、抜け出したティーレイに3/4馬身届かず2着に敗北した。