ベルフォーラヴ（2010年生、母アイーンベル）

ベルフォーラヴ（2010年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛の鐘」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルライン（当時17歳）と交配したアイーンベルが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方17戦4勝。2012年のすずらん賞(オープン)で4着に入った他、2012年の栄冠賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2012年）

5月31日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘンゲンジザイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月28日、中3週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月8日、中5週で迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月25日、中7週で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳Jpn3のエーデルワイス賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

12月4日、中5週で迎えた6戦目は、2歳戦のリバーサイドジュニア特別（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3歳（2013年）

2月13日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた9戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の飛脚スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

8月5日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C1三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はスマートファミリアと並んで1着同着となった。

9月6日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のセキレイ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のマダムベガに1馬身半の差をつけて制した。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のふなっしーご当地キャラ総選挙優勝記念（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

10月28日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦のダイゼン賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムベガを半馬身差し切って4勝目を収める

12月6日、中5週で迎えた14戦目は、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

4歳（2014年）

1月8日、中4週で迎えた15戦目は、船橋・愛・夢・希望ふなっしー記念（船橋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

1月29日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、福寿草特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

3月19日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、春疾風賞（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた18戦目は、春風賞（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。