グレートハクコウ（2001年生、母ハクコウツバサ）

グレートハクコウ（2001年6月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のニホンカイユーノス（当時7歳）と交配したハクコウツバサが11歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はビックリ牧場。戦績は、地方44戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年のアラ系3歳以上B3。

経歴

デビュー前

津野正浬厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2003年）

6月28日、デビュー戦は森田直哉騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 小雨/不良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

10月26日、中6週で迎えた5戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月29日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

12月23日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3歳（2004年）

1月10日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた12戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた14戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクコウベストを捕まえ切れず、9馬身差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒラカタダンディーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月15日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で長田進仁騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシンワトップレディに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月5日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で長田進仁騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るホーエイウッドを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月26日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で長田進仁騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハカタモノガタリを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月3日、連闘で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で長田進仁騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で長田進仁騎手（8戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で長田進仁騎手（9戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキクノアラートに1馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で長田進仁騎手（10戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のホーエイウッドを半馬身振り切って6勝目を挙げた。

9月19日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた25戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハシレユキヤからアタマ差の2着に甘んじた。

10月3日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で鋤田誠二騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で鋤田誠二騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた31戦目は、池野光騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C2 24（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルセンシモンから半馬身差の2着となった。

1月30日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2 22（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2 24（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鋤田誠二騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2 23（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鋤田誠二騎手（9戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスピカピカから1馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2-20（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鋤田誠二騎手（10戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月17日、中3週で迎えた37戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2 23（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C2 21（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月8日、連闘で迎えた39戦目は、アラ系一般C2-22ホ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったユウターエイカンから1馬身半差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた41戦目は、アラ系一般C2 18（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた42戦目は、アラ系一般C2 14（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は鋤田誠二騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた43戦目は、アラ系一般C2-17イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鋤田誠二騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中8週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた44戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、三井グリーンランドリゾートカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。