プロミシングギャル（2020年生、母トパーズトウショウ）

プロミシングギャル（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「前途有望な女の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したトパーズトウショウが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は畠山牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤克麿によって308万円で落札された。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月5日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着を確保した。

3月26日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月16日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

6月17日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

7月23日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

9月22日、中5週で馬体重を前走から34kg増やして迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフレイムソードを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた8戦目は、絢佳&浩平結婚式記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、濱口ハンナ生誕記念（名古屋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のサンデンガンバレを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、オリオン座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦2勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた11戦目は、里恵子・拓紀記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた12戦目は、一般B8（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

4歳（2024年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から28kg減らして迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

6月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に終わった。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラスの御在所特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラスの長良川特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月17日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では上々の伸びを見せたが、レッツプロミスにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月20日、連闘で迎えた20戦目は、ピーコック特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のタイクーンバゴをクビ差振り切って優勝

12月20日、中3週で迎えた21戦目は、トナカイ特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメガゴールドにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2025年）

4月23日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（9戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ゴラッソゴールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月21日、中1週で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメタルクラフトに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月3日、中1週で迎えた25戦目は、ふたご座特別（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた26戦目は、かに座特別（名古屋ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた27戦目は、アルタイル特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルエンパイアを半馬身捉え切れず2着となった。

7月23日、中1週で迎えた28戦目は、大暑特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったハットリをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

8月19日、中3週で迎えた29戦目は、風鈴特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（14戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノリノリブリランテを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

9月4日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定オープンの秋桜賞（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（15戦5勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた31戦目は、真鰺特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（16戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月17日、中3週で迎えた32戦目は、キンモクセイ特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（17戦5勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた33戦目は、山茶花特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた34戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、鱸特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。