アキトプラズマ（2012年生、母ディマクコンダ）

アキトプラズマ（2012年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋プラズマ」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時6歳）と交配したディマクコンダが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2017年の成田漬物ワインらっきょう半額サービス!(一般C2二)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ジャパンフードビジネスによって3,675万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

8月30日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

9月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月20日、中5週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、船橋にんじん、枝豆、なしカップ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3八九（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた6戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスクワンダフルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月15日、中1週で迎えた8戦目は、馬に乗って春を満喫!!クレイン千葉杯（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスイートザザに6馬身の差をつけて優勝

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモデレガンスに半馬身届かず2着に敗北した。

10月20日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、東毛酪農63℃賞（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、ゴールドクェストに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中3週で迎えた13戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリガードリングに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアンジュディアブルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2017年）

1月9日、中3週で迎えた15戦目は、成田漬物ワインらっきょう半額サービス!（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサトノアンジュに2馬身の差をつけて制した。

2月7日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（5戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（6戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（7戦4勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた19戦目は、幸手のマスコット「さっちゃん」賞（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（8戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（9戦4勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月30日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた21戦目は、一般C1六七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月22日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（11戦4勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

10月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、すみだ特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（12戦4勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（13戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた25戦目は、smart賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（14戦4勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた26戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ノエル賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

6歳（2018年）

1月26日、中4週で迎えた27戦目は、一般C2十二 C3一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したニュートリノビームに3/4馬身届かず2着となった。

2月24日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したエンドレスを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月8日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。