マイネルコロンブス（2017年生、母トウホクビジン）

マイネルコロンブス（2017年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時8歳）と交配したトウホクビジンが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（40万×50口）で一口馬主が募集された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月21日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

12月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2020年）

5月16日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゴールデンスターズをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

6月6日、中2週で迎えた4戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2300m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの開成山特別（福島芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

7月19日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの信夫山特別（福島芝2600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

10月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの萬代橋特別（新潟芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの磐梯山特別（福島芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4歳（2021年）

1月17日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラスの呼子特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったエヒトにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

1月31日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のハギノエスペラントに1馬身1/4の差をつけて2勝目を挙げた。

2月20日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹内祐次騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラスの奥の細道特別（新潟芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丹内祐次騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた15戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったコトブキテティスにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの青嵐賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月26日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのグッドラックハンデキャップ（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（8戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2022年）

1月23日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの海の中道特別（小倉芝2600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のアルバーシャをアタマ差振り切って3勝目を手にした。

2月27日、中4週で迎えた19戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの松籟ステークス（阪神芝3200m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて最後はディヴァインラヴと並んで5着同着となった。

4月17日、中6週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのサンシャインステークス（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

9月10日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのムーンライトハンデキャップ（中京芝2200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

10月30日、中6週で迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古都ステークス（阪神芝3000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

11月19日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上3勝クラスの尼崎ステークス（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6歳（2023年）

1月9日、中6週で迎えた24戦目は、4歳以上3勝クラスの迎春ステークス（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの早春ステークス（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月16日、中9週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのサンシャインステークス（中山芝2500m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

5月13日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上3勝クラスの緑風ステークス（東京芝2400m 小雨/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（10戦2勝）。17頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月29日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの古都ステークス（京都芝3000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は団野大成騎手（2戦0勝）。17頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月23日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのグレイトフルステークス（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（11戦2勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7歳（2024年）

4月27日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中5週で迎えた31戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた32戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテンメジャーガールをハナ差制して久しぶりに美酒を浴びた。

9月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。