タナキーボー（2018年生、母マルターズクリス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽禮治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、田中俊彰によって594万円で落札された。

2歳（2020年）

11月28日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2021年）

3月6日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

5月15日、中9週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた4戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のウォーターイグアスに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤井勘一郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井勘一郎騎手（2戦1勝）。18頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

4歳（2022年）

1月29日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた8戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 雪/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

4月2日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず14着に終わった。

7月2日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの長万部特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた11戦目は、大久保友雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大久保友雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5歳（2023年）

2月1日、約6か月半の休み明けで迎えた13戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた14戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（姫路ダート2000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた15戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた18戦目は、丹波篠山茶特別（園田ダート820m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた19戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月8日、約4か月の休養明けで迎えた20戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノシェイクに約10馬身の大差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のアラタマシップに1馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、C1七組（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のオスカーウィナーに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月30日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1一（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

6歳（2024年）

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で高松亮騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファーレンジョーに1馬身3/4の差をつけて5勝目を奪取した。

6月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高松亮騎手（11戦4勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で高松亮騎手（12戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた33戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高松亮騎手（13戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、オッズパーク賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で高松亮騎手（14戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた35戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた36戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（15戦4勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のソルデベラーノをハナ差振り切って6勝目を獲得した。