バトルカグヤ（1994年生、母メイクミーレインボーズ）

バトルカグヤ（1994年6月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時10歳）と交配したメイクミーレインボーズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日の出牧場。戦績は、中央平地27戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月26日、デビュー戦は徳吉孝士騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

6月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（函館ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳吉孝士騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月28日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のカーナホライズンをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

7月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。

9月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

4月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のオンワードウィナーに1馬身1/4の差をつけて制した。

4月25日、中1週で迎えた9戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の八海山特別（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた10戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた11戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月1日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

8月15日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた15戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた16戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた17戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のオルテンシアに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月22日、中3週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の甲斐路特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた22戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月4日、中8週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったジョンカラノテガミに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

7月10日、中6週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の彦星賞（福島ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。