フジヤマボーイ（1994年生、母ノースメアリー）
Fujiyama Boy
1994.05.05
フジヤマボーイ（1994年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時20歳）と交配したノースメアリーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田 修一。戦績は、中央平地20戦1勝、地方30戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1996年）
9月15日、デビュー戦は田村真来騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は440kg。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
9月28日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村真来騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。
10月20日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田村真来騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。
10月26日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田村真来騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバリッドペニーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。
11月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳G3の府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田村真来騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。
11月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村真来騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
12月15日、中1週で迎えた7戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。
3歳（1997年）
1月5日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田村真来騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
1月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村真来騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。
2月22日、中4週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村真来騎手（8戦1勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。
3月29日、中4週で迎えた11戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の山桜賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。
4月5日、連闘で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着を確保した。
4月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下のわらび賞（新潟芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は田村真来騎手（9戦1勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。
5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。
6月21日、中6週で迎えた15戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の恵山特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた16戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
8月17日、中3週で迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。
9月7日、中2週で迎えた19戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
11月17日、中7週で迎えた21戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
4歳（1998年）
4月6日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長橋秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた23戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月19日、中1週で迎えた25戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月1日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長橋秀樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月30日、中7週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた27戦目は、山北隆士騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月9日、中0週で迎えた28戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月13日、中4週で迎えた29戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月10日、中3週で迎えた30戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月18日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月9日、連闘で迎えた33戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月29日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた34戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
12月21日、中2週で迎えた35戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1999年）
1月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
1月11日、連闘で迎えた37戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月30日、中2週で迎えた38戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月14日、中1週で迎えた39戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた40戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトサギンアルティマに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
4月25日、中7週で迎えた41戦目は、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鷹野宏史騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹野宏史騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェイバードから3馬身差の2着に敗北した。
5月15日、連闘で迎えた43戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったインタータイガーから2馬身差の2着に敗北した。
6月13日、中3週で迎えた44戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（10戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月26日、中1週で迎えた45戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた46戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月7日、中3週で迎えた47戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（12戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月28日、中2週で迎えた48戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（13戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月11日、中1週で迎えた49戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（14戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた50戦目は、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（15戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。