グラスクイン（2004年生、母リンクスオブゴールド）

グラスクイン（2004年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「芝生＋女王」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したリンクスオブゴールドが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）鮫川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方31戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の3歳以上D5三。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

1月6日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は382kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

3月28日、中5週で迎えた4戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた5戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

6月26日、中3週で迎えた9戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳F3二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

7月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳F3一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた12戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた13戦目は、3歳F3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したアカネメロディに半馬身届かず2着となった。

9月24日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミルフォードサンドに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上D2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた19戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ ROUND3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安原勝久騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

4歳（2008年）

1月1日、中3週で迎えた21戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレッドカップを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた22戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般E4（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた23戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般Eイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般E5（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプラシーボを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた25戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ニラにUVカット特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた28戦目は、一般Eハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

3月15日、連闘で迎えた29戦目は、畜産ふれあい体験特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた30戦目は、ビバックス特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた31戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月3日、中3週で迎えた32戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、一般E7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた33戦目は、一般E7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で濱田達也騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般E6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で濱田達也騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。