アドラボーイ（1992年生、母マルシンピーチ）
1992.04.16
アドラボーイ（1992年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のカネコメスター（当時15歳）と交配したマルシンピーチが9歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は長船 隆夫。戦績は、地方40戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の玄海賞(アラ系4歳以上B1 B2)。
経歴
デビュー前
安田寛厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1994年）
4月26日、デビュー戦は安田歩騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は406kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月11日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（岩見沢ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田歩騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のタイムジュリーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
6月1日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田歩騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安田歩騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田歩騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田歩騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミタイガーをクビ差制して2勝目を手に入れた。
11月22日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安田歩騎手（6戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
3歳（1995年）
4月18日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、アラ系4歳（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安田歩騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月27日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系4歳（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で安田歩騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月10日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で安田歩騎手（9戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラキンカイから3馬身差の2着となった。
5月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で安田歩騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月8日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（旭川ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安田歩騎手（11戦2勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で安田歩騎手（12戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイキングに3馬身の差をつけて3勝目を奪取した。
10月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で安田歩騎手（13戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で安田歩騎手（14戦3勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で安田歩騎手（15戦3勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で安田歩騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（1996年）
4月18日、約5か月の休み明けで迎えた18戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1500m 雪/良）に出走。鞍上は18戦連続で安田歩騎手（17戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリージリッチから3馬身差の2着となった。
4月30日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で安田歩騎手（18戦3勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月21日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で安田歩騎手（19戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスカリンに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月11日、中2週で迎えた21戦目は、トワイライト特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で安田歩騎手（20戦4勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月25日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で安田歩騎手（21戦4勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月23日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般C D（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で安田歩騎手（22戦4勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月8日、中1週で迎えた24戦目は、天の川特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で安田歩騎手（23戦4勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（1997年）
5月21日、約9か月半の休養明けで迎えた25戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、石楠花特別（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、中1週で迎えた26戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、罌粟の花特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月17日、中1週で迎えた27戦目は、トワイライト特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた28戦目は、アルファルド特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月16日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月29日、中1週で迎えた30戦目は、白鳥座特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた31戦目は、アルゴ座特別（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡島玉一騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月26日、中1週で迎えた32戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、鳳仙花特別（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月9日、中1週で迎えた33戦目は、桔梗特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノエイカンから3馬身差の2着となった。
9月23日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岡島玉一騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシグナルビクトリーから3馬身差の2着に敗北した。
11月17日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた35戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスターオブワールドに6馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
12月6日、中2週で迎えた36戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のナルセセンプーに2馬身半の差をつけて制した。
6歳（1998年）
1月4日、中3週で迎えた37戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシゲルニオーに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
1月19日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原正和騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニッセイヤングに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月14日、中3週で迎えた39戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原正和騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
2月28日、中1週で迎えた40戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原正和騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモンゴルムーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。