マイングッド（1998年生、母ダイヤコマチ）

マイングッド（1998年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時6歳）と交配したダイヤコマチが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、地方36戦4勝2着2回。2001年のスーパーチャンピオンシップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

井上弘之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2000年）

12月28日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2001年）

1月31日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るダイコーハリケーンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月26日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモエンデバーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻のようなを披露し、3着に入った。

5月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の山吹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったテンミリオンにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の白ばら特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセイントティアラに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

7月21日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（8戦2勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月12日、中4週で迎えた11戦目は、アンドロメダ賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3一（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマサノケーティングに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月9日、中1週で迎えた13戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスーパーチャンピオンシップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月3日、中3週で迎えた14戦目は、ラストトゥインクル賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（12戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のグットウエイに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月14日、中5週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のディセンバー賞（大井ダート1790m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（13戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の’01グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（14戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

4歳（2002年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のブルージルコン賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（15戦4勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月26日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（16戦4勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。

5月29日、中4週で迎えた19戦目は、プロキオン賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（17戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦のロマンチックナイト賞（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（18戦4勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のハッピーナイト賞（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（19戦4勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の’02サマーナイトカップ（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で鷹見浩騎手（20戦4勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の’02トワイライトカップ（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で鷹見浩騎手（21戦4勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のアルビレオ賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鷹見浩騎手（22戦4勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた25戦目は、ゴールデンナイト賞（大井ダート1790m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で鷹見浩騎手（23戦4勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、リゲル賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で鷹見浩騎手（24戦4勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ戦の’02オータムカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で鷹見浩騎手（25戦4勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた28戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

5歳（2003年）

3月20日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、ハンデ戦の’03スプリングカップ（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（26戦4勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた30戦目は、1DAYキャプテン賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（27戦4勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦のシリウス賞（大井ダート1790m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（28戦4勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた32戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（29戦4勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

6月23日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦のポートサイド賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（30戦4勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた34戦目は、ミルキーウェイ賞（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（31戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた35戦目は、アルテミス賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（32戦4勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

6歳（2004年）

9月9日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の長月特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。