キングジョーク（1994年生、母ホワイトジョーク）

キングジョーク（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時5歳）と交配したホワイトジョークが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊洋牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方16戦3勝。主な勝ち鞍は1999年のJA門別町馬舞米特別(一般DⅠ)。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

5月4日、デビュー戦は古川寛和騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に敗れた。

4歳（1998年）

5月4日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、苗場特別（新潟(地)ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

6月16日、中3週で迎えた6戦目は、ジューンスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は古川寛和騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中4週で迎えた7戦目は、ジュライ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は古川寛和騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月11日、中5週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月14日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた12戦目は、’98フレンドリーサドル特別（5）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川寛和騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で古川寛和騎手（10戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川寛和騎手（11戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5歳（1999年）

11月10日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般DⅡ（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノダーバンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月18日、連闘で迎えた16戦目は、寒月特別（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた17戦目は、JA幕別特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーゲットに3/4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、JA門別町馬舞米特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサゴールドに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（2000年）

7月18日、約6か月半の休み明けで迎えた19戦目は、メルカル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた20戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた21戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、和寒パンプキン特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7歳（2001年）

7月17日、約10か月半の休養明けで迎えた22戦目は、別海こめちち特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（6戦3勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。13着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、メルカル特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（7戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた24戦目は、静内場外開設記念アイバ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた25戦目は、えりも風の館特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（9戦3勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月6日、中3週で迎えた26戦目は、川向特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（10戦3勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。