ソヨカゼステップ（2009年生、母フェローズドーター）

ソヨカゼステップ（2009年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時9歳）と交配したフェローズドーターが19歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、地方39戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2三四。

経歴

デビュー前

出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2012年）

4月6日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は451kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月3日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の闘魂でバテずに粘り続けて楽々と抜け出し、最後は2着のカリンビクトリーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月31日、中7週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて先頭を奪い、最後は2着のスパンティークに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

12月7日、中4週で迎えた5戦目は、頑張れケンケン生誕祭（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のディーエスラッパーに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

4歳（2013年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

2月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月12日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、関川勝太第2子桜太郎誕生おめでとう!（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で本田正重騎手（8戦3勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田正重騎手（9戦3勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、片岡修二退職記念特別（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（10戦3勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（11戦3勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（12戦3勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月10日、中6週で迎えた17戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のバルベリーニを3/4馬身振り切って4勝目を手中に収めた。

9月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（14戦4勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

10月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（15戦4勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（16戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、デュアルスピードに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四五（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（17戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた22戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた23戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

5歳（2014年）

1月10日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた25戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1200m 小雪/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、タランチュラホークに交わされて1馬身差の2着となった。

3月20日、中4週で迎えた26戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーセンフリーダムに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた27戦目は、かのファーストバースデー記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定のハンデ戦のライラック賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は本田正重騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた29戦目は、哲平&里沙結婚記念杯（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマドンナフォンテンをクビ差だけ差し切って6勝目を挙げた。

6月6日、中3週で迎えた30戦目は、万緑特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（3戦2勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月16日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた32戦目は、一般C2三四（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた33戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた35戦目は、ソメスサドル杯（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシナノイチイに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、男・澤内二男まだやるの?記念（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた38戦目は、（公社）群馬県畜産協会長賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1六七（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。